公文式、KUMON
近所で見かけた教室の看板、ポストに入っていたチラシ、テレビのCMなどなど、一度は目にしたことがある方がほとんどではないでしょうか。
子どものころ通ったことがある、子どもを通わせたことがある、という方もいらっしゃるかもしれませんね。
1950年代に創設され、現在では世界中に教室や学校を持つ公文式。
私自身、公文式を小学校4年生から中学3年生まで続け、子どもも現在学習中です。
スタッフとして勤務した経験からも、公文式が授業に出ることができない状態のお子さんにおすすめな理由をお話しようと思います。
おすすめな理由その1 学年ではなく、個人の能力に沿った教材
公文式はとことん個人の能力に合わせた教材です。
学年区切りではなく、生徒が今持つ能力をしっかり足固めするための教材レベルからスタートします。
教材はプリントで、例えば数学の場合、幼児教材の6Aから大学教養レベルのVまでと、レベルごとに進んでいきます。
授業に出ないということは、時間が自由に使えるというメリットがあるということ。
この機会につまずいた箇所を知り、基礎を固めることは、これから先の選択肢を広げてくれることでしょう。
おすすめな理由その2 通信制が利用できる
精神的に弱っている不登校などの状態の時は、同年代の生徒さんと顔を合わせたくないことがほとんどだと思います。
そんな時便利なのが、公文の通信制。
授業料の他に通信料が別途かかりますが、教室に通うことなく公文式で学習することができます。
教室によっては、開講曜日に事情があって教室に来られない生徒さんのために別の時間帯や曜日を設けている教室もあります。
おすすめな理由その3 コツコツ、黙々とできる
学校に行くことができなくなったお子さんの中には、コミュニケーションの面で自信を無くしていることが少なくないと思います。
公文式は、国語、数学、英語とも、ほとんど自分で進めていく学習方法なので、講師やほかの生徒とコミュニケーションをとる必要がほとんどありません。
(英語と国語はプリント何枚かごとに講師に音読のチェックをしてもらいますが、コミュニケーションというほどのやりとりではありません)
コツコツ、黙々型のお子さんにはとても親和性の高い学習方法だと思います。
逆に、じっとしていることが苦手、話すことが大好き、といった元気いっぱいのお子さんにとってはちょっと辛いかも。
問題集を用意し、一定のペースで自分の意思を頼りに学習を続けていくことはなかなか難しいもの。
教室に通い、段階を負った教材をプロに選んでもらうことで、一定のペースと学習リズムをつかめることも大きなメリットではないでしょうか。
公文式のホームページはこちらから

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