脇を固めるおばあちゃまたちも魅力的!ジェントルマンジャック

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イギリスBBCとアメリカHBOがタッグを組んでのドラマ

「ジェントルマンジャック」

遅ればせながらの視聴ですが、かなり惹きこまれたのでご紹介します!

ちなみに日本では昨年八月末より、スターチャンネルにてのみ、放送されています。

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<ジェントルマン・ジャック> ってこんなドラマ

ジェントルマンジャックの主人公、アン・リスターは、英国で初めて女性同士の結婚式を挙げた実在の女性。

ヨークシャーにある故郷の邸宅ジブデン館の再興と探鉱事業に尽力した女地主です。

ドラマタイトルの「ジェントルマン・ジャック」は地元の住民からの呼称。

このドラマはアンが遺した日記(1/6は代数と古代ギリシャ語で書かれている暗号日記!)をもとに

製作されました。

アンのこの日記は4,000,000語にも及ぶもので、現在はユネスコにも登録されているそうです。

2011年、リスターの日記はユネスコの「世界の記憶」に登録された。登録簿の記載によると、日記は当時の貴重な記録である一方、「レズビアンの生活と自身の気質についての思弁を記した、包括的で痛ましいほど正直な記述であるが、それがこの日記をユニークなものにしている。日記はイギリスのジェンダー研究と女性史の方向性を形作り、またそうあり続けるものである」とある。  (Wikipediaより)



<ジェントルマン・ジャック> その魅力

ドラマは全8話。

セリフやストーリー展開のテンポが心地よく、次、次、というかんじで、あっという間にラストまで見通してしまいました。

ドラマ中、石炭事業を巡ってのライバルたちとの切迫したシーンや、当時の小作たちの貧しさゆえの悲しいシーン、セクシャルマイノリティならではのやるせないシーンも。

けれど暗い気分に陥ることなく楽しめるのは、エネルギッシュで歯切れ良い主人公アンのキャラクターのみならず、アンを包み込む家族の理解と愛情がとても温かいこと。

また、アンのおばさんや敵対関係にあるローソンの母親など、高齢の女性が個性豊かでイキイキ。

ちょっとした毒気も可愛らしいおばあちゃまたちでした。

セクシャルマイノリティのドラマや映画は悲しい結末の作品が多い印象ですが、

ジェントルマンジャックは、清々しいハッピーエンド。

悲しい、苦しい、痛いのが苦手な方でも安心してご覧になれます。

<ジェントルマン・ジャック> 縛り首は男のヒトだけ?

最後にドラマ中、とても気になった点について深掘りしてみました。

それは、

「男性カップルが縛り首になった」という噂におびえる恋人ウォーカー嬢をアンが

「女性同士は罪に問われない」

と、なだめるシーン。

現在でも同性愛が犯罪として扱われる国はありますが、19世紀のイギリスではどうだったのでしょうか。

リサーチしたところ、1885年に制定された「犯罪法改正法」により、すべての男性同性愛行為が刑事罰の対象になっていたそうです。

しかし、女性同士は罪には問われなかったとのことです。

https://www.postwarsociety.com/調査と研究/イギリス近現代社会史/セクシャル-マイノリティの社会史/

とはいえ、偏見も現在どころではない時代、自分のセクシャリティを貫くには、勇気どころではない覚悟が必要だったことでしょう。

自らの幸せの形をまっすぐ求めたアンの姿が美しいです!

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