長男タクミが教室で授業を受けられなくなった中学二年生の秋からしばらくたった頃。
「行ってきます」
と、当たり前のように玄関を出て行っていたタクミに戻れますように。
心の傷が癒えますように。
そんな気持ちでバッチフラワーレメディを使い始めました。
それから約1年間。
バッチフラワーレメディを使い続けて感じたことを 使用したレメディをご紹介しつつシェアさせていただきます。
これからバッチフラワーレメディを始めてみようかな、と思っている方のご参考になれば幸いです。

苦しいときの花頼り~バッチフラワーレメディ~
しんどい状況のお子さんやお母さんおすすめのバッチフラワーレメディをご紹介しています。管理人自身が親子で数か月使用した感想も。
<2019年6月~2020年2月> ラーチ8本
最初に選んだフラワーレメディはラーチ
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自信と創造力を取り戻してくれるレメディです。
この期間はすがるような気持ちで、毎朝欠かさずタクミの飲み物に落としていました。
不安定になることはありましたが、無事、高校受験の時期を過ごすことができました。
<2020年3月~7月現在> ミムラス1本
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ずっと使用してきたラーチでしたが、なんとなく違うものを選んでみようかな、と思ったのが、高校受験を控えた3月始め。
ミムラスを使い始めました。
ミムラスは人間関係や試験など、対象がはっきりしている不安に寄り添ってくれるレメディです。
心の内側から生まれる強さやこれから新しく誰かと出会う勇気を持ってくれたら、と期待をしながら使い始めました。
<2020年4月~7月現在> クラブアップル1本
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ミムラスを使い始めて少し過ぎた頃、クラブアップルを買い足しました。
クラブアップルは、ありのままの自分や他人を受け入れるサポートをしてくれるレメディ。
0か100か、的な完璧主義に陥りがちなタクミが、ほんの少しの自分の進歩を喜べるようになるといいな、と思ったのがきっかけです。
そして同時に、結果を急ぎがちな私自身にも必要なレメディだと思いました。
ミムラスとクラブアップルを摂取し始めてから現在までの期間、タクミは高校受験を終え、高校に入学、現在高校1年生の前期を終えようとしています。
決して中学時代の辛かった体験の影響が全くなくなったという状態ではありません。
浮き沈みもあります。
「一週間で高校やめるわ」
とか
「死にたい」
なんて発言でシュンとさせられることもあります。
けれど、表情や空気がずいぶん穏やかに明るくなった気がします。
新しいことにも、おっかなびっくりチャレンジし続けています。
レメディを始めた頃の私が今のタクミを見たら、きっとホッとするでしょう。
辛い時期を支え続けてくれたレメディは、私にとってもタクミにとっても、ギブスのような存在だったのかもしれません。
フラワーレメディ 卒業の時期
ここ数か月、あんなにきっちりタクミの飲み物に落としていたレメディを数日入れ忘れるようになりました。
「あ、今日も忘れちゃった」
と、寝る前に気が付く感じです。
ふと思い出したのが、下の子の産後、気持ちがイライラするのが辛くて、産婦人科のお医者さんに漢方薬を処方していただいたときのこと。
「どのくらいの期間飲まなければいけませんか?」
と尋ねた私にお医者さんは
「だんだんと、今日飲み忘れちゃったなって感じになりますよ。
症状もそんな感じにおさまっていくんです」
と。
実際、その通り、いらだっていた気持ちは日に日に凪いで、お薬もいつの間にか飲まなくなっていました。
レメディの卒業時期も、同じようにやってくるのかもしれません。
よくなってほしい、楽になってほしい、そんな思いでいっぱいの時期を過ぎて、
辛くなったらいつでも頼れるお守りに。
レメディはそんな存在に変わりつつあります。
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