皆さんはお塩を何に入れて保管していますか?
使おうと思って容器を開けたらお塩が固まってる~!ってこと、ありませんか?
お塩自体、吸湿性が高いものですし、海塩などの水分の多いお塩の保管は特に容器を選びますよね。
今回は、使いたいときにはいつでもサラサラ、そんなお塩入れをご紹介いたします。
【塩壺】 サラサラの秘密は多孔質
私がここ1年近く使っている塩壺は、こちら。
この塩壺、多孔質という目が粗い土で作られた陶器でできています。
塩壺の表面の穴で、壺自身が中に入れたお塩の水分を調節してくれるんです。
あまりにお塩の水分が多すぎると、壺がこんな風に汗をかきだします。
この水滴、しょっぱいんです!
まさに汗そのもの。
多孔質の入れ物が調湿するシステムの図をグリーンパックス館さんからお借りしました。
まるで私たちの皮膚のようですね。
耳を当てたら呼吸する音が聞こえてきそうです。
【塩壺】 おすすめの塩壺
残念ながら、私が使用しているまかない生活さんの塩入れは売り切れてしまっていました。
が、同じように多孔質の素敵な塩壺が見つかりましたので、ご紹介いたしますね。
へちもん 塩壺 大
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日本六古窯(にほんろっこよう)の一つ、信楽の信楽焼の塩壺です。
ひとつひとつ職人さんの手作りで、ほんの少しずつ表情が違います。
名前の「へちもん」は、風変わりなもの、という意味だそうです。
広口で中のお塩を取り出しやすく、キッチンでの普段使いにおすすめのサイズです。
へちもん 塩壺 小
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小さなサイズもあります。
卓上遣いにピッタリのサイズです。
塩甕(しおがめ)
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こちらも日本六古窯のひとつ、常滑焼の愛知県常滑市で作られた塩甕です。
素朴な風合いがあたたかな、茶色バージョンもあります。
釉薬を使わないことによって、調湿機能を高めています。
いかがでしたでしょうか。
手作りの器って、機能性だけではなく、目で見たとき、触れたときのふわっとした温かさも魅力ですよね。
塩壺は日々の扱い方やメンテナンス次第では、何十年もを共に過ごせるアイテム。
お塩の容器を新しく買い替える機会がありましたら、思い出していただけると嬉しいです。
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