【GIMP】画像を斜めにトリミングする手順

GIMP

「GIMPで画像を斜めにカット・トリミングしたい」

「GIMPでの画像の斜めのトリミングがうまく行かない」

といった悩みをお持ちの方向けに、この記事では、GIMP 2.10.10での画像を斜めにトリミングする全手順を解説しています。

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作例

この記事の手順では、左の犬の画像を、右のように斜めにトリミングすることを目標としています。

また、この記事の手順を応用すると、下のような画像を作成することも出来ます。

手順の要約

画像の斜めのトリミングは、大まかに以下の手順で行います。

なお、今回の手順ではトリミングの角度は15°とします。

  1. 斜めにトリミングしたい画像をGIMPで開く
  2. 新しいレイヤー(透明)を縦・横の長さをトリミングしたい画像の2倍で作成する
  3. 2.で作ったレイヤー上に垂直な直線を引く
  4. レイヤーをお好みの角度で回転させる
  5. お好みでレイヤーを移動し、直線の位置を調整する
  6. レイヤーをキャンバスに合わせる
  7. 直線の左または右側を塗りつぶす
  8. トリミングしたい画像の位置を残したい部分だけ見えるように移動する
  9. 1.で開いた画像と、2.で作ったレイヤーを統合する
  10. 統合した画像の塗りつぶされている領域を透明にする

本手順

以下は、GIMPを起動した段階からの手順となっています。

上部メニューバーのレイヤータブの「透明部分」より、「アルファチャンネルの追加」がクリック不可となっていることを確認してください。

画像を斜めにトリミング

トリミングしたい画像をGimpで開く

メニューバーのファイルタブより、”開く/インポート”をクリックし、トリミングしたい画像を開きます。

新しいレイヤーを作成する

メニューバーのレイヤータブより、”新しいレイヤーの追加”をクリックします。

設定ウィンドウが表示されますので、“幅”“高さ”の欄の末尾にそれぞれ半角で *2 と入力し、OKをクリックします。

注釈1:*2は2倍を意味します。

新規レイヤーを作成する理由:

新規レイヤーを作成せずに、画像自体のレイヤーに斜めの境界線を引き、片側を塗りつぶそうとしても、

色の近いほんの一部分のみが塗りつぶされてしまい、

片側全てを塗りつぶすには手間がかかりすぎてしまうため、

新規レイヤー(白紙扱い)を作成し、そのレイヤー上に境界線を引いた上で、

片側を塗りつぶすことで、境界線の片側のみがきれいに塗りつぶすことができるためです。

新規レイヤーの大きさを2倍にする理由:

画像の大きさにぴったり合ったレイヤーを作成すると、

そのレイヤーに境界線を引いてレイヤーを傾けた際に、線が画像の縦横よりも小さく収まってしまい、

うまく塗りつぶせなくなるためです。

レイヤーの中央揃え

まず、作成したレイヤーを中央に整列させます。ツールボックスより[整列]アイコンをクリックし、

ツールボックス下のツールオプションに表示される”Relative to …”をクリックして、“選択範囲”をクリックします。

次に、レイヤーをクリックして選択し、中央揃え(水平・垂直どちらも)ボタンを押すと、レイヤーが中央に整列されます。

直線の描画

整列したレイヤー上に垂直な直線を描画します。ここで描画する直線が、後に行うトリミングの境界線となります。

まず、ツールボックスより、[鉛筆で描画]アイコンをクリックして、ブラシを”2. Hardness 100″サイズを”1.00″に設定します。

その他の設定はデフォルトとします。

なお、色については、本記事では白を使用しますが、トリミングする画像の色合いに合わせて色を変更しても問題ありません。

次に、レイヤーの範囲外から、レイヤーを通るように以下の手順で直線を引きます。

  1. ShiftキーとCtrlキーを押しながら、レイヤーの上辺の範囲外の位置で1回クリックします
  2. キーを離さずに、鉛直下向きにマウスを移動し、レイヤーの下辺の範囲外の位置で再度クリックします

レイヤーを回転する

直線を引いたレイヤーをお好みの角度で回転します。

まず、ツールボックスより、[回転]アイコンをクリックし、ツールオプションより、”Interpolation”をクリックして、”補間しない”をクリックします。

次に、レイヤーをクリックし、表示されるウィンドウ内の角度の欄にお好みの角度を入力して、回転をクリックします。

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