もう使わないもの、買ったけれど使いそうもないものを簡単作業でお小遣いに変えてくれるメルカリ。
2021年9月には月間利用者数が2000万人を突破したそうです。
利用者数が増えるとライバルも増える…最近なかなか売れないとお悩みの方も多いのではないでしょうか。
メルカリで商品検索をした後、まず比べられるのが価格。
出品する際も他の出品者がどのくらいのお値段をつけているか、まずはリサーチしますよね。
ただ出品する際「他の人より1円でも安くしないと」と、価格ばかりを気にしていると楽しさが半減しませんか?
私自身は購入も出品も大好きなのですが、最近は消費税レベルの違いならば、少しお値段が高くても、以前購入したことのある方の商品を買うケースがしばしばあります。
というのも、気持ちよくお買い物ができるから。
購入の際の気持ちの良い記憶も使用する際の大事な要素だと感じるからです。
今回は「あなたから買いたい!」と思わずファンになってしまった出品者さんたちの素敵なテクニックを3つ、ご紹介したいと思います。
【メルカリ出品者テクニック】その1 取引メッセージのトップに私の名前が
出品した商品が購入されると、まずは取引メッセージで
「この度はご購入ありがとうございました。
お取引終了までよろしくお願いいたします」
といった、簡単なメッセージを交わしますよね。
私が最初にファンになった出品者さんはこのメッセージの冒頭に
「○○さま」
と私のメルカリネームを添えてくださった方でした。
人は自分の名前を呼んでくれる相手に親近感を覚えるということはよく知られていますよね。
仲良くなりたければ、その人の名前を呼ぶこと、とも。
ちなみに私自身は今までメルカリで約50人の方から購入しましたが、メッセージに名前を添えてくださった方はお2人だけでした。
通常は購入後、発送後と多くとも二回ほどのやり取り。
メッセージに購入者さんの名前を添える、という簡単なひと手間であなたのファンになってくれる可能性がぐんとアップすると思います。
【メルカリ出品者テクニック】その2 前回の購入を覚えてくれている
次にファンになってしまった出品者さんは、私も記憶になかった前回の購入を覚えてくださっていた方でした。
「再度のご購入、ありがとうございます!」
との一言にふわっと嬉しい気持ちが広がった記憶がよみがえります。
これも人間の心理なのではないでしょうか。例えば、好きな人に自分が以前話していたことを「こんなこと言ってたよね」と覚えていてもらったら、ウキウキした気分になりますよね。
そしてこの出品者さん、評価のレビューもとても心を込めて書いてくださったことにも嬉しい気持ち倍増でした。
誰もが持っている承認欲求をなでなでしてあげる、そんなテクニックにまんまとはめられてしまったようです。
【メルカリ出品者テクニック】その3 商品への愛情
ごく最近ファンになった出品者さんには、商品を手に取った時に気持ちを射抜かれました。
お品物はほぼ未使用のカシミヤのセーター。
購入から到着まで少し時間がかかったのですが、文句なしに大満足なお取引となりました。
初めてそのセーターを手に取った時、そして購入したセーターを身につけるたび、守られるような、包み込まれるような温もりがとても心地よいのです。
私はカシミヤのセーターが大好きで、自分で気に入って店頭で購入したものも含め冬はほぼカシミヤのセーターを着まわしているのですが、このセーターの温もりは別格。
とはいえ、特別高価なブランドの商品、というわけでもないのです。
と、前置きが長くなってしまいましたが、おそらくその心地よさは、出品者さんがこのセーターに持っていた愛情がこもっているのではと思うのです。
商品紹介の説明文、そして優しい色のメモ用紙に書かれたメッセージ付きの丁寧な梱包、全てがまるで可愛がっていた仔犬を里子に出すかのようなきめ細やかで優しさの溢れるものでした。
漠然としてしまいますが、大切にに扱われた記憶、優しくされた記憶はいわゆる命が認識されていないものにも確実にこもるのではないでしょうか。
そのセーターは「お守りセーター」と名付けて、大切に使わせていただいています。
面倒なやり取りははぶいてサクッとスピーディーにお取引できる、というのもメルカリの魅力の一つ。
でも、効率プラスαのなにかに心地よさを感じるユーザーも少なくないのではないでしょうか。
衣類などの身につけるもの、サプリや食品など、体の中に入れるものならばなおさら、心地よいお取引の記憶込みのモノをと。
ご紹介しましたテクニック3つ、あなた様のメルカリライフに少しでもお役に立ったならばとても嬉しいです。
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