【洗い方は?干し方は?洗剤は?】カシミアと過ごした冬

* 楽しいこと、季節の行事

はじめに失礼いたします…

この記事を書き終えて、カシミアヤギの画像を検索していると、こちらのページが。

かなりショッキングな画像なので、閲覧の際はご注意ください。

カシミヤは恐怖と苦痛の産物 | Vegan Fashion アニマルフリーという選択を
セーターなどに多用されているカシミヤ。その生産は、他の動物性素材と同様、残酷で悲惨なものであることが、PETA

大好きなカシミアがこのような生産過程を経ていると初めて知りました。

大量生産、大量消費の社会が、動物たちを残酷な扱いにつながっているのでしょう。

今手元にあるカシミアたちは今以上に大事に着ていこうと思いました。

毎シーズン習慣のように買い替えることは決してせずに、家族として迎えたわんこに対するような気持ちで。

また、動物たちを過酷な世界に追いやらないために、毛糸素材の衣服を購入する際、私たち一般消費者にできることがあります。

それは

RWS(レスポンシブルウールスタンダード)というマークがついているウール製品を選ぶこと

*リサイクルされた毛素材の製品を購入すること

まだまだ不勉強で現段階ではこの程度のことしか書けませんが、私自身これから学びを深めていきたいと思います。

長い前置き、失礼いたしました。

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この冬が始まる前、心に決めたことがありました。

それは、よそゆきにしまい込んでいたカシミアのセーター数枚を なんでもない日にも着ること。

コロナ禍でお出かけの機会も少なくなり、日常の中にちょっと特別感が欲しくなったのかもしれません。

カシミアニットって、ふんわりやわらかで、撫でているだけで幸せな気分になりますよね。

でも、買ってからあまり着ることなくクローゼットで眠っているという方も少なくないのではないでしょうか。

お洗濯可の特別なカシミア以外は、手洗い禁止、ドライクリーニングしましょうマーク付きの製品がほとんどですものね。

今回はそんな、扱いがちょっと難しいイメージのカシミア、意外とお世話が簡単でした。

という体験をシェアさせていただきます。

ちなみに、カシミアも色々、お洗濯方法などお試しになる際はお持ちの製品の特徴をよくよくお調べになった上で自己責任でお願いいたします。

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【カシミアと過ごした冬】ユニクロカシミア

普段着のラインナップに選んだのは、ユニクロのカシミアたちです。

さすがにユニクロのカシミアより高価なカシミアは日常着る勇気は出ませんでした。

ラインナップは手持ちのユニクロカシミア3枚、そして今年購入した同じくユニクロカシミア1枚の計4枚。

基本1日ずつのローテーションで、3回着たらお洗濯、のパターンで着まわしました。

【カシミアと過ごした冬】こんな風に洗いました

3回着たカシミアは手洗いでお洗濯。

手順は以下の通りです

①  32度のお湯を洗面台にセーターが余裕で沈むくらいに張り、シャンプー5プッシュ程溶かす

使用したシャンプーは、犬用のオーガニックシャンプー。または子ども用のリンスインシャンプー

② ①にセーターを1枚入れ、軽くゆすりながら数分、その後数分放置。

③ シャンプーを溶かしたお湯を抜き、また、新たにお湯を溜めてゆすぐ

   →シャンプーが流れきるまで繰り返す

④ 洗濯ネットに入れて、洗濯機の脱水を3分ほど

⑤ 形を整えて干す

以上です。

一冬一枚5回以上手洗いしましたが、気になる型崩れ、毛玉は今のところ見当たりません。

【カシミアと過ごした冬】手洗いする時の注意点

お洗濯可ではないカシミアをおうち洗いするとき、これは気を付けないと!

と気づいたことが2つあります。

1つ目、 複数枚を一度に洗わないこと (特に色の濃いものと薄いものを同時に洗うのは危険です)

★4枚のうちの1枚、バーガンディのカシミアは、もう十回近く洗っていますが、いまだにすすぐ際、赤色の水になります。

色落ち、色移り予防のため、1回1枚のお洗濯をお勧めします

2つ目、 脱水をかけすぎないこと (程よく水分が残っていたほうが、乾いたときの状態がきれいです)

★もう少し脱水したほうがいいかな、くらい濡れている状態で干すと、乾かす過程でしわが伸びて仕上がりがきれいです。

ちなみに干すときに形を整えるだけで、アイロンがけ無しでふんわりきれいに仕上がりました。

【カシミアと過ごした冬】着てもたのし、洗ってもたのし

カシミアの感触を肌に感じていると、優しい気持ちになります。

白くて長い毛の生えた優しいヤギに寄り添われているような。

振り返るとこの冬はイライラすることが少なかった気がします。

お気に入りの衣服、肌触りのいい衣服をまとうことって、意外とメンタルに関係するのかも。

そしてカシミアの手洗いが日常になって気が付いたことがあります。

それは、着ている時だけじゃなく、洗っている時もカシミアって気持ちいいんだなってこと。

ペットのシャンプーや小動物を撫でること、柔らかい毛布などの感触がお好きな方なら、カシミア

をぬるま湯の中でさわさわしている時の気持ちよさはたまらないと思います。

プラスお湯の心地よさ。

冬の寒い空気に心も体もきゅっと固くなっている時、手や足を温かいお湯の中に入れると思わず

「気持ちいい…」って声が出ませんか?

カシミアの手洗いは、やわらかさと温かさ、冬仕様の気持ちよさをダブルで満喫できます。

 

雪多く、寒さも一段と強く感じた今年の冬を暖めてくれたカシミアのニットたち。

今シーズン最後のお洗濯は感謝を込めて今までで一番心を込めてさせてもらおうと思います。

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