長男タクミの通うS高等学校では多くのクラブ活動が存在することは知っていました。
二年生の四月の入学当初は、学校から支援金が渡される投資部や起業部あたりに入るのかな、と思っていたのですが、入部する気配もなく、三年生の冬を迎えました。
ところが
最終学年のレポート提出締め切り、スクーリングや学年末テスト、そして共通テストと、大事なイベント盛りだくさんな季節を目前に控えたある日、タクミから
「ダンス部に入部したいから入部に必要な2万円の半分を出してもらえないかな。
残り半分は自分で出すから」
と打診が。
「この時期に!」
と内心驚きましたが、踊りは数年習っていた素地があるし、よい気分転換にもなるだろうと1万円を渡しました。
今回は、現在入部からわずか2ヶ月ですが、オンラインでの通信制高校クラブ活動の様子をご紹介したいと思います。
通信制高校のクラブ活動ってどんな感じ?とのぞいてみたい方のご参考にしていただけたら嬉しいです。
【通信制高校・クラブ活動】お金はどのくらいかかる?
長男タクミの所属するダンス部は、N高校、S高校合わせて、唯一の運動クラブです。
入部から現在まで、かかった費用は入部の際支払った
年間活動費20000円のみです。
コスチュームや靴なども自由で、購入しなければならないアイテムも今のところありません。
別スポーツですが、外部のクラブで活動している妹のほぼ一か月分の費用…
一流の講師の方に指導していただけてこのお値段は本当にコストパフォーマンスが高いと感じています。
【通信制高校・クラブ活動】自宅のリビングがレッスンスタジオに
クラブ活動は隔週1回、6時から7時半までの1時間半です。
レッスンはズームで行われ、
カメラは基本オンですが、オフ希望も申し出があれば配慮されます。
レッスンからレッスンの間の期間は課題が出され、各自練習。
レッスンから1週間以内に課題のダンスを動画で撮影し、講師の先生に提出すると、先生からフィードバックがいただけます。
また、この動画を提出する際、文章で質問もすることができるそうです。
【通信制高校・クラブ活動】難易度はどのくらい?
課題のダンスの難易度ですが、タクミ曰く
一回のレッスンでマスターするのは難しいけれど、
繰り返し練習すればどの課題も踊れるようになるくらい。
とのことです。
ただ、レッスンが隔週1時間半と少なめのため、個人練習で課題に取り組むには、
実際ダンススタジオに週に何度も通って練習するよりも、意志の力が必要かもしれません。
【通信制高校・クラブ活動】親が感じたメリット
思い出ができたということがまず最初に思い浮かぶメリットです。
コロナ禍での入学で、宿泊スクーリングや体験学習には積極的に参加できなかったので、このクラブ活動が無かったら、ほぼオンライン授業とレポート提出だけの高校生活でした。
また、日常の大部分を家で過ごすため、どうしても運動不足になりがち。
昨年は生まれて初めて運動不足の血行不良のためかもしれないしもやけになってしまったほどでした。
そんな環境下、汗をかくほどの運動をする機会を得たということもた体にもメンタルにもとても有益だったと思います。
今タクミ本人が近くを通りがかったので
「クラブに入って何がよかった?」
と尋ねてみたところ
「将来の健康増進のために運動に楽しく親しめたことかな」
とのこと。
ホントに18歳??
ほんとは58歳では??
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