長男タクミは全日制高校で1学年を過ごした後、通信制高校の2学年に転入学しました。
現在は通信制高校の2学年を間もなく終了し、来月3学年目に進級予定です。
今回は通学しつつ通信制への転入を考えていた頃を振り返り
しておいてよかったこと
もっとこうしておけばよかったこと
を 本人タクミと私、保護者の目線でまとめたいと思います。
通信制高校への転入学を考えている方のご参考にしていただけると嬉しいです。
【転入前しておいてよかったこと】単位をできる限り取っておく
全日制高校で取得した単位は、転入後、通信制高校でも認められますので、その分新たに受ける科目数を減らすことができます。
高校でも大学でも、通学制では出席さえしていれば何とか単位をもらえることもありますが、
通信制の学校では
授業の視聴
レポートの提出
スクーリングへの参加
テストで合格点をとること
の4段階をきっちりクリアーしないと単位をもらうことはできません。
一人の環境で勉強し続けるのは、モチベーションやコンディションの保持が結構大変ですよね。
通学するのもしんどい…という方もいらっしゃると思いますが、一科目でも多くの単位を取っておくと、転入後、よかった、と思う瞬間が必ずあると思います。
タクミも通学制の高校に通っていた頃、毎朝家を出ることさえしんどそうでした。
そんなタクミが単位を落とさないために持っていたのは1枚の紙。
そこには担任の先生がまとめてくださった、単位取得に必要な教科ごとの出席日数が表にまとめられていました。
漠然と「授業に出なくちゃ」と焦ると、ゴールが実際以上に遠く見えてしまいませんか?
あと〇回出席すればクリアー、という風に目標を視覚化しておくと、嫌な気持ちに引きずられすぎずに行動しやすいのではないでしょうか。
転入前にしておけばよかったこと
次は転入後感じた「ああしておけばよかったな…」という点をあげたいと思います。
1 通信制高校の資料を丁寧に読み込むこと
取り寄せた通信制高校の資料は3校ほど。
ですが、タクミの希望する学校は決まっていたので、正直学費以外のページは流し読みしてしまっていました。
今思い返すとこの時点でしっかり資料を読んでおけば、入学して「え、そうなの⁈」と慌てることはなかったと思います。
たとえば、履修科目によって、泊りがけでスクーリングやテストに複数回参加しなければならないことなど。
近くに住む、知人のお子さんも通信制高校に通っているのですが、スクーリングやテストは全て市内の会場で受けることができると聞き、情報はしっかり集めて把握しなければいけないな、と反省しました。
2 担任の先生には転学希望の旨をできるだけ早く知らせる
転入学先には、3学期の期末テスト後の評定決定後、在籍高校から転入先の高校に直接送ってもらう必要がある書類もあります。
年度末は進級や卒業などでなにかと忙しい時期。
余裕を持って書類を作成してもらい、確実に期限内に転入手続きを完了するためにも、転学希望の意志は、出来るだけ早めに担任の先生に伝えておくことをお勧めします。
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