<不登校・別室登校> 進路決定の流れ

50th days

こんにちは、果子です。

二月も最後の週。

不登校、別室登校という検索ワードからいらっしゃった方の中には、お子さんが卒業式や受験を目前に控えている方もいらっしゃるかもしれませんね。

学校で授業が受けられない中学生が進路を決定するとき、内申点のことなど、悩まれることも多かったのではないでしょうか。

四月、皆さんが考え抜いて選ばれた場所で、新たな一歩を踏み出されていること、

心からお祈りしています。

今日は一年半の別室登校から卒業を迎えようとしている長男タクミの進路決定までの記録をまとめたいと思います。

同じ状況の、これから進路を考え始める方のヒントにしていただけると嬉しいです。



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三年生 一学期

二年生の二学期からいきなり始まった別室登校生活。

三年生に進級時、タクミ自身は教室に戻ることを希望していました。

けれど、様々な理由が絡み合い、その願いはかないませんでした。

振り返ると、このころが親子ともに一番きつかった時期で、先のことを考える余裕はありませんでした。

そんなわけで進路に関連した行動は

 

塾の模擬試験

定期テストの勉強

 

くらいです。

三年生 夏休み

夏休み前、学校でも個人懇談があり、進路先を具体化していく時期になりました。

個人懇談で「内申点を上げないと」と耳の痛いアドバイスも。

具体的にこれからすべきことを知るため、塾の個人面談を受けたのもこのころです。

塾では性格や学力から合うのではないかと思われる高校を教えていただき、

夏休みの体験入学に参加しました。

体験入学の内容は、小グループに分かれてのディスカッションだったそうです。

「行ってよかった。」

と、晴れ晴れした顔で帰ってきたことが印象に残っています。

 

その他、進路に関した動きは以下の三つです。

夏期講習(一週間)

学校および塾の模試

志望校の資料請求(通信制を含む)

 

三年生 二学期

二学期の終わりに、中学校にて進路説明会

その後まもなく私立高校の入学願書を提出しました。

塾では二学期を通して開かれる週に数回の受験に特化した講義への参加を勧められましたが、本人が

「無理」

とのことで参加しませんでした。

 

その他入試に関する行動は以下の4つです。

内申点アップも兼ねた英検3級取得

塾および学校にての模試

定期テストの勉強

通信制高校の合同説明会

 

三年生 冬休み~三学期

冬休みは一週間の冬期講習

一月下旬には、私立高校の入試と合格発表

その後、学校にて三者面談があり、受験する公立高校を決定しました。

現在は中学校最後の定期テストも終わり、来月の入学試験を受けるのみです。

一年間を振り返って

進路決定に関しては、タクミが望んだことをサポートするのみ。

志望校に関しても、情報収集は手伝いましたが、決定は本人に任せました。

親の予想では、通信制高校を第一志望にするのかと思っていましたが、

本人の希望はもう一度通学にチャレンジしたうえで、その環境が向いていなければ通信制の高校に転校したい。

というものでした。

通信制高校については、何校か説明会に参加したりパンフレットを取り寄せました。

個性豊かな、魅力あるカリキュラムをもつ学校も多く、私が高校生だったら入学したいくらい。

数十年前の自分の受験生の頃を思い出すと、格段に上がった自由度がまぶしかったです。

学校という場所が合わない

学校以外の場所で学んでいた

それはハンディキャップではなく、ただの特性として受け止められる社会は、私たちが思っているよりも遠くないのかもしれません。

 

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