長男タクミは、私立高校に1年間通った後、通信制高校の2学年に転入学を決めました。
転入学からまもなく1年。
今回は通信制高校に入学してよかったと保護者目線で感じること3つをご紹介したいと思います。
【通信制高校に転入してよかったこと その1】 穏やかな毎日
通信制高校に転入学してよかったと思うこと、まず1番最初に思い浮かぶことは、
親子ともに穏やかな気分で過ごせるようになったということです。
通学制の高校に通い始めた頃のタクミは、中学時代の余波で適応障害をまだ引きずっていました。
ストレスと体調不良からの頭痛、不安感、疲労感も強く、毎朝しんどそうな顔で起きだしてくるのを見るのが私自身とても辛く感じていました。
けれど今はほぼ毎朝すっきりした顔でおはようの挨拶を交わす日々。
通学ストレスを減らした効果もあったのでしょう、適応障害の症状もほぼなくなり、処方されていたお薬も、間もなく終了することになりました。
【通信制高校に転入してよかったこと その2】 交通費の軽減
タクミの通っていた高校は交通の不便な場所にあり、車で送迎してもらう生徒が少なくない学校でした。
私も朝は7時半に、夕方は4時に往復1時間ほどかけ、送迎していました。
通信制高校に転入学してからは、当然ですがこの送迎にかかるガソリン代が激減。
週1回の給油が3週間~4週間に1回で済むようになりました。
【通信制高校に転入してよかったこと その3】 学力の向上
通学制の高校に通っていたころ、成績は意外とよいのでは、と親の目からは見えていたので、通信制の高校に転入学して1番最初に受けた模試の結果には親子で愕然としました。
これはお子さんが通っている高校によるとは思いますが、タクミの場合、大学受験の観点からだと通信制の高校に転入学したことはかなり良かったと思います。
タクミの通っていた高校は大学進学希望者はエスカレーター式で系列の大学に上がるか、指定校推薦を使って進学するケースがほとんど。
模試を勧められることもなく、授業も比較的緩やかな印象の学校でした。
その長閑な空気感が私はとても好きでしたが…
高校2年の4月、自分の実力を模試でまざまざと見せつけられ、これではいけないと思い立ったタクミ。
現在は英検準一級と志望大学に合格を目標に、勉強方法を試行錯誤しつつ、模試の成績も少しずつ上がってきた様子。
ただ、あらためて言うまでもないかもですが、通信制高校の必須授業はあくまで基礎力を固めるもの、受験対策にはプラスアルファが必要です。
受験対策には進研ゼミなどの通信教育、英検対策にはスタディギアなどのアプリにかなり助けられているようです。
【通信制高校に転入してよかったこと 番外編】 その他
長男タクミが通信制高校に転入学してよかったことを3つご紹介しましたが、更に小さなよかったことをもう少し挙げてみると
① 宅急便を受け取ってもらえる~基本在宅で勉強しているので。
② きょうだいの早帰りの時も安心~私が仕事でいない時も安心して留守を任せられる。
③ 家がきれいになった~在宅時間が長いとホコリが気になるようでこまめに掃除をしてくれるので。
などなど、結構浮かびます。
番外編はタクミが大学進学までの期間限定の助かることなので、あまり頼りすぎないように気をつけないと。
他者との交流の機会が少ないことをはじめ、通学制の高校に通うデメリットはもちろんあります。
ですが自分が心地よいと感じる生活のペースを模索し、自ら作り上げていくチャンスにあふれた通信制高校という選択肢も同じくらい得るものが大きいなと、この一年を通して感じています。
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