通信制高校に通うことになった=子どもが基本家にいる=一緒に過ごす時間が長くなる
という図式が成り立つ保護者の方
お子さんの機嫌に振り回されて辛い、と感じること、ありませんか?
親も子どもも人間。
バイオリズムがいまいちな時って当然あります。
が、不機嫌な人のそばにいると消耗しますよね。
時に自分も加害者になっていることもあるでしょうし、お互い様なのですが。
過去の記事↑にて、通信制高校に通い始めて穏やかな日々、という風には書きましたが、365日幸せいっぱい笑顔の毎日、なんてことはあり得ません。
通学していたころに比べたら10分の1ですが、私もタクミの不機嫌にモヤモヤすること日常です…
その状態が不快なのでいくつか対策を書き出してダメもとで試してみました。
結果、意外と感情って自分でコントロールできるということが判明。
今回は試行錯誤の末、効果ありと感じた
「子どもの機嫌に引きずり込まれず、親はご機嫌に過ごす方法」
をご紹介したいと思います。
執筆にあたって、こちらの記事を参考にさせていただきました。
https://wotopi.jp/archives/78878
原因その1 女性の長所 共感力の暴走
子どもの不機嫌に引きずられる原因のひとつは、
「共感力の暴走」
女性は特に共感力が豊か。
不機嫌な相手を前にすると、あやしてあげなくちゃ、癒してあげなくちゃ、という使命感に駆られてしまいます。
泣いている赤ちゃんをよしよし、と抱っこしてあげたくなる感覚ですね。
そして相手の機嫌をどうにかしようと頑張ることでくたくたになってしまう、というわけです。
確かに!と周囲の何人かを思い浮かべて気づいたのですが、
一緒に泣いてくれるような優しい人、ちょっとした変化も気づくような気が利く人ほどストレスをためた末の自爆率が高く、対照的な人ほど精神的に安定しているような…
原因その2 情動感染、その不機嫌、うつるんです…
無意識下で共感した他人の感情を自分の感情と勘違いしてしまうことを
情動感染
といいます。
あなたが感じている感情、何パーセントくらいが自分の感情だと思いますか?
なんと、純粋に自分の感じている情動は20~30%だそうです。
その他、70~80%は周囲から感染した感情。
電車や店内でイライラした人を見かけたとき、ざわざわする感覚を感じたことがある方も多いのではないでしょうか。
私たちは機嫌をうつし合っているんですね。
機嫌よくいる
それだけで十分素晴らしい社会貢献しているとも言えます。
子どもの機嫌からわたしを守る! 対策ベスト4
子どもの機嫌についつい引きずられてしまう原因は大きく分けて次の2つ
共感力の暴走
情動感染
それぞれの対策を参考サイトでは
★不機嫌は相手の問題。自分には責任がない。と、キッチリ境界線を引く。
★周囲の感情に目を向けるほど情動感染しやすくなるので、
*自分の感情に目を向ける
*湧きあがった感情を自分のものなのか相手のものなのかを見極める
ことが大切とされています。
とにかく相手と自分を同一化しないこと、間に適切な距離を置くことがポイントということですね。
ということを踏まえ、私が試して効果があった、すなわち感情を平らかに戻すことができた行動は次の4つでした。
1 物理的に距離を置く…出かけてしまう、別室に移る(長いときはまる1日)
2 心地よい環境に自分を置く…理由があって1が無理な時は、同じ部屋に居つつも
ヘッドフォンをして好きな音楽に浸る、好きなアロマを炊くなど。
3 自分が喜ぶことをする…一緒にいると気が晴れる友達と出かける、美味しいものを食べる、お風呂に入る。
4 寝てしまう…これはオールマイティによく効きます。眠るという行為は脳の修復に最高の方法なんだそうです。
逆にこれはしないほうがいいと強く思ったことは
子どもを責める、問い詰める、です
「なんでそんなに機嫌が悪いの!?」
って自分も怒ることです。
これはお互い傷つけあうだけで、百害あって一利なしでした…
機嫌が悪いときはとにかく離れるに限るようです。
通信制高校に通う期間は年単位の長丁場なので、とにかく
無理しない
自分の心身の健康が1番
と心に刻んでいます。
お母さんお父さんが健やかで楽しく過ごしていれば、存在自体が最高の空気清浄機になれますもんね。
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