【通信制高校スクーリング】N高S高 入学してたった一つ、残念だったこと

50th days

長男タクミは高校2年生に進級時、通信制のS高等学校に編入しました。

毎日の授業、担任の先生の誠実な対応、興味深いオンライン講座などなど、ほぼ理想通りの日々を過ごせていたように思います。

そしてオンライン授業、レポート提出と初めてのあれこれをクリアーしてたどり着いた、学年最後のスクーリング&テスト。

ここで親子ともども

「え!そうなの…」

とびっくりの出来事が。

今回は特に地方在住の生徒さんがS高のスクーリングやテストの際に

「そんなはずじゃなかった」

と慌てふためかないために注意すべきこと一つをシェアさせていだこうと思います。


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【S高 スクーリング】履修科目決定のシステム

S高等学校では入学時、自ら履修科目を決定します。

履修科目は下記、標準履修科目とその他科目の4種類に分かれます。

★必須科目:卒業までに必ず履修しなければならない科目

★選択必須科目:教科ごとに最低一つは必ず履修しなければならない科目

★選択科目:自分の興味や必要に応じて履修する科目

★標準履修科目以外の科目 *数学Ⅱ *数学B *数学Ⅲ *物理基礎 *化学基礎 *物理 *化学 *生物 *コミュニケーション英語Ⅱ (2022年1月現在)

履修科目決定後は

①履修を決めた科目の授業をオンラインで受講

②単元ごとに定められたレポートを提出

③学期末にスクーリングとテストを受ける

の、スリーステップで単位を取得できるという流れです。

【S高 スクーリング】標準履修以外の科目に要注意!

スクーリングは本来1,3年次は全国拠点会場にて行われます。

2年次は茨城県つくば市本校にて4泊5日の日程で行われるとのことですが、なぜか今年はタクミには声がかかりませんでした。

案内されたスクーリングは、12月に近隣の拠点会場で開かれた2日間のスクーリング

だけで済むと思っていたところ!

加えてその2日後の東京会場のスクーリングにも行かなければならない事実が発覚。

なんと標準履修以外の科目は東京会場と茨城本校会場でしか受講できない

そして標準履修以外の科目のテストを受けるには、スクーリングとは別日に行われる東京会場、または茨城本校に再度出向かなければならないとのことなのでした。

【S高 スクーリング】標準履修外スクーリング&テストにかかるであろう費用

12月東京スクーリングにかかった費用

新幹線 20990円

宿泊費 13400円

滞在中の食費など 約2500円

今年度中、学年末試験にかかるであろう費用

新幹線 20990円

宿泊費 6700円

滞在中の食費など 約1250円

2021年度の標準課目外スクーリング&テストでかかるであろう費用の合計

65830円

修学旅行代と思えばお安いのかもしれませんが…思いがけない出費としては痛い額です。

もし保護者の方が付き添われる場合は、交通費、宿泊費がさらにかかってしまいます。

お金の面以外でも、

自宅から会場までの長距離移動、

一人きりでのホテル滞在。

宿泊施設滞在中の食事は自分で調達しなければならない

などなど、旅慣れていない高校生には高いハードルに感じる部分が少なくないと思います。

大学を受験する際、高校で履修していない科目は受験できない場合もありますので、どうしても標準履修以外の科目も受講しなければならない場合もあると思います。

標準履修外の科目を履修する場合には、スクーリングとテストのために複数回の長距離移動&ホテル滞在のための心の準備をしておいた方がいいかもしれません。(2022年1月現在)

【S高 スクーリング】タクミのスクーリングの感想

そんなこんなでちょっとびっくりの初スクーリングでしたが、タクミ本人の感想は

「コロナ対策をしなければならない中、生徒が楽しめるように工夫してくれているのが感じられる授業だった」

とのことでした。

東京への二泊三日の初めての一人旅も、せめてスクーリングの一回のみ、そしてコロナ流行や天候の悪さを気にせずにいられる季節であったならば「大学受験の予行練習に、いい経験だったね」と言えたかもしれません。

さてと、私はこれからテスト受験のためのホテルを予約しようと思います…

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