【通信制高校生活】する?しない?アルバイト

50th days

通信制の高校に通いながらアルバイトをしているという生徒さん、

どれくらいいらっしゃるののでしょうか。

通信制高校転入を検討していた際、取り寄せたパンフレットに「〇高生の一日」というコーナーに数人の生徒さんのタイムスケジュールが紹介されていたのですが、そこに毎日数時間アルバイトをしている方がいらっしゃいました。

その後リアルに通信制高校に通っているお子さんの保護者の方のお話を聞く機会があり、

お仕事との親和性が高いお子さんも少なくないのかも、と感じました。


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【通信制高校生のアルバイト】 バイト大好きな二人の例

中学時代、女の子のグループで常に疎外感を感じ、学校に行けなくなってしまったというKちゃん。

小さい頃から続けているバイオリンが大好きで、週2回のレッスンに欠かさず通っています。

Kちゃん、通信制高校に入学と同時にカフェ経営をしているお母さんの友達から声がかかり、ランチタイムの4時間、アルバイトをすることに。

スタッフの方にも可愛がってもらえて、約1年、楽しくお仕事を続けているとのことでした。

 

もう一人のWさんは、全日制高校を1年生の2学期で退学。

翌年通信制高校の1年生に入学しなおし、現在高校3年生。

彼女もコンビニで6時間勤務を2年間ほぼ毎日続けているとのこと。

「働くことは楽しいらしくて」とWさんのお母さん。

 

学校という場所での人間関係が苦手=すべての人間関係が苦手

ということではないのですね。

【通信制高校生のアルバイト】 バイトを続けるモチベーションは?

KちゃんもWさんもが仕事を続けるモチベーションはまず、欲しいものが買える、ということだそう。

バイト代はメイク道具、お洋服などを購入するための資金に。

そして、意外なことに接客というお仕事自体が楽しいということでした。

 

考えてみたら、学校という場所の人間関係って特殊かも…

ほぼ同じ年齢の人たちだけで

ほとんどの時間を同じ空間で同じことをして過ごすことが義務付けられている場所。

それも朝から夕方まで、途切れることない長時間。

そういう形の人間関係は苦手だけど、違う形なら大丈夫。

そんなタイプのお子さんもいるんだな、と勉強になりました。

接客、心も頭も体もいっぱい使うお仕事。

大人でも大変だと感じることも多いのに、楽しめるなんてすばらしいと思いました。

【通信制高校生のアルバイト】我が家の場合

我が家の通信制高校生、タクミの場合。

通信制高校に転学したと同時に、近所の自営でお仕事をされている方から声をかけていただき、週2日、1時間という短時間ですが、お世話になっています。

体調や学校との兼ね合いなど考慮くださり、時間変更やお休みも快く調整していただき、親としては感謝しかありません。

人間関係に取り越し苦労を感じがちな性格なので、仕事に行く日、朝からしんどそう(職場環境はこの上なくよいにもかかわらず)な時もありました。

見ているこちらまでどんよりしてしまい

「当たり散らすもいい加減にしてよ!」

と私が切れてしまったことも。

けれど働くという経験をさせてもらってよかった、と1年を振り返ってタクミ。

理由は

1 1年間続けられたという自信がついた

2 お金が貯まった

3 人がいる空間に耐性が付いた

の3つだそうです。

タクミは自分の運営するブログ経由で記事作成依頼が来ることも。

私が高校生の頃、アルバイトと言えば、コンビニ、ファストフード店のレジなど、外にいかなければできないバイトばかりでしたが、今は家に居ながお小遣いを稼げる数々のプラットホームがもあること、羨ましくなります。

 

気持ちが楽になる場所、

行くのが楽しみな場所、

ちょっと頑張ってみたくなる場所、

意外とそれ、アルバイト先だったりすることもあるのかもしれませんね。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。



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