更年期の症状と貧血の症状って、かなりかぶる部分が多いと思いませんか?
40代終盤に差し掛かる頃から感じていた
息が切れる
疲れやすい
髪がやたらと抜ける
生理後の頭痛とひどい倦怠感などの困りごと。
更年期なんだろうな、とイソフラボンサプリをのみつつ半ばあきらめていたんです。
そんなある日、ひょんなことから十何年ぶりに健康診断を受けることになりまして。
血液検査の結果から、重めの貧血が発覚したのでした。
鉄剤の副作用~実際と対策~
吐き気、食欲減退、便秘、下痢などなど、副反応の強さがよく話題に上がる鉄剤。
確かに飲み始めから1か月は、胃腸の重苦しさが常にあったり、毎日あったお通じが1日おき、それも固く少量になったりとしんどい日々でした。
副作用の強さから服用をやめてしまう人もいるということ、とてもわかります。
けれど、服用2か月目の現在はそのような副作用はほとんど感じなくなりました。
体が慣れたこともあると思いますが、1番の理由は
しっかり食事をとった後に服用するようにしたこと。
だと思います。
鉄剤を開始したころは空腹時にのむのが1番効果的と聞き、朝起きてすぐの空腹状態に服用していたため、ダイレクトに胃壁を刺激していたのかもしれません。
鉄剤は太るのか問題
また、鉄剤、と検索しようとすると「鉄剤 太る」という予測変換が上の方に上がってくるのを不思議に思っていたのですが…
鉄剤、という重量のありそうな名前のせいでしょうか
それとも鉄剤が必要になるくらい一生懸命ダイエットしている方が多いからでしょうか。
私も太るのは嫌なので調べてみたのですが、鉄剤が体重増加につながることはまずなさそうです。
それどころか、
代謝が上がる
不足分の鉄分を補うためにわく、異常な食欲がなくなる
ことによって、体重が減る可能性の方が高いようです。
実際私も鉄剤服用後は体重が減りました。
鉄剤服用2か月目、効果報告
処方された鉄剤をのみ始めて2か月目。
自分でも感じるほど体力も気力も回復したのがわかります。
昨年の今頃は痛いくらい辛く感じた手足の冷えも感じることなし。
毎冬悩みの種だったかかとのひび割れも現れず。
生理後定期的に感じていた不調期も今月は感じませんでした。
「そのうち禿げるのでは…」心配になるくらいの脱毛も落ち着きました。
私に必要だったのは、育毛剤でもイソフラボンでも尿素クリームでも生姜エキスでもなく
一日一粒の鉄剤だったという事実。
これからは年に一度は健康診断に行こうと素直に心に誓った50歳の冬でした。
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